小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2011.05.27更新

 妊娠した方がトキソプラズマにうつると胎児に異常がおきるので、猫を飼っているとよくなといういい伝えがありますが、実際猫からはまず感染しません。人への感染は豚肉を火をとおさいないで食べた場合におきます。トキソプラズマはいろいろな動物に感染しますが、猫はオオシストを排泄する唯一の動物なので、悪くいはれている傾向があります
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┃  ┃猫とトキソプラズマ
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猫の血液を調べて陽性の場合
 猫の血液を調べて陽性の場合は安心なことが多いです。以前にかるくかかっていて、もうトキソプラズマに感染することはありません。血液検査はトキソプラズマのIgG抗体といって過去の感染履歴を調べています。トキソプラズマに猫が感染した場合、潜伏期はなく、腸管から血液に侵入して、肝臓・肺で壊死巣を形成します。元気なし、食欲消矢、肺炎、前ぶどう膜炎をおこします。殆どは自然治癒します。そして抗体陽性になります。陰性の場合の猫はかかる可能性がありますので注意が必要です。

人の検査が陽性の場合
 人検査が陽性の場合も抗体があるので心配はまずいりません。これまで猫と生活してきた方はまず陽性です。人で陰性の場合は感染する可能性があります。もし検査が陰性で妊娠されている場合は、生の豚肉を食べないように注意が必要です。猫を飼育することは問題ありませんが、なるべく室内で飼う、そして猫の糞はすぐにに捨ててください。猫の糞便からトキソプラズマが感染する場合は24時間たってから感染型に変わります。その他マスクをつけたり、手袋をつけてることでまず猫からの感染は皆無に等しいと考えられています。(ただしHIVの方は注意してください)

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【関連ページ】
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作者: オダガワ動物病院

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