小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2012.10.15更新

■コンフォテンス錠(成分名スピノサド)
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 月1回飲むことで犬猫のノミ・マダニ駆除が殆ど(98%)可能でな薬剤です。
特徴は投薬後3-4時間の短時間で、まず90%の
ノミ・マダニ駆虫が可能なことです。


 また抱っこなどにより、ノミダニ用の皮膚滴下剤が犬猫の皮膚から人(特に幼児)の皮膚に付着して気になる方はお薦めです。
本院で処方可能です。いろんなサイズがあるので電話確認下さい。

 
 
 ■解説
 
スピノサドはバージン諸島の土壌中から発見された放線菌の1種、サッカロポリスポラ・スピノサが産生する殺虫活性成分であり、これを用いた本剤は従来の殺虫剤とは異なる作用機作とユニークな特長を持ちます。
 先行販売されていたアメリカではこの薬剤は人気が高くよく売れているそうです。

 本院ではこれまでノミ・マダニには皮膚滴下型(スポットタイプ)のフロントラインレボリューションで良好な評価は得てきました。
 個人的にはわざわざ今さら「飲む薬剤」を投与する必要があるのかとおもいましたが、最新薬にはよい特徴があるのでご紹介します。
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●使用動物 犬猫のみ エキゾチック動物は不明です。
 
平成24年7月13日より猫も認可がおりました。のら猫のノミ・マダニの予防・駆虫には最適です。
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■コンフォテンス錠(成分名スピノサド)の効能を示す寄生虫











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■コンフォテンス錠(成分名スピノサド)の作用機序
①経口投与
②腸から速やかに吸収
③血液中へ
④全身の脂肪に移動、
⑤少しずつスピノサドを放出して血液中へ1ヶ月の間維持します。
⑥スピノサドは吸血作用のあるノミ・マダニのみ駆虫効果があります。
⑦排泄は肝臓6割、腎臓3割です。末期の肝不全・腎不全でない限り投薬は問題ありません。便、尿の中のスピノサドの代謝産物はでますが、1週間で分解して環境に悪影響はありません。
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作者: オダガワ動物病院

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