小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2012.10.16更新

■猫とノミ 
 子猫に多い疾患です。ネコノミは人も刺しますので、絶対に駆除は必要です。

 

 

 

 

 

ノミに感染していると皮膚は黒こしょうのようなブツブツが診られます。

 皮膚は黒いブツブツしたものが多くあります。これら黒いブツブツはノミおよびノミの糞のことが殆どです。皮膚についた泥との区別は、水道水を少々かけると、ノミ糞は血を吸っていますので赤くなります。

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ノミ取り櫛を使用すると、ノミとノミの糞がこのようにとれました。

 逆に少数寄生の場合は皮膚を診ただけだは診断不可能な場合もあります。ノミ取り櫛を使用することは診断の補助になります。この症例のようにコンスタントに3-4匹のノミが診られる場合は、推定で20-30倍の感染はあります。
 特にノミ糞の形が丸い場合は雌が多く寄生している場合が多く、次世代の繁殖の点を考慮して、注意が必要との見解もあります。(どこから丸は正確な基準はありませんが)


 

 

 

 

 

猫ノミの顕微鏡所見

日本では犬・猫・ウサギも現在殆どがネコノミの感染になります。北半球の日本では犬ノミは多くないそうです。
 ネコノミは種特異性がなくどんな動物でも刺します。(備考・犬ノミは犬のみを刺す見解が多いです。)

作者: オダガワ動物病院

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