小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2013.10.26更新

 オダガワ

dog犬・フィラリア予防、健康診断のプードル

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 生後4ヶ月の仔犬が、川崎市宮前区から来院しました。
ペットショップの専属獣医で、5種混合ワクチンは3回、また検便は終わっての来院です。
 本日は、①狂犬病予防注射、②フィラリアの予防、ノミ予防、③歯、耳、肛門腺の手入れについて、④食糞をなおしたいがどうすればいいのか。
以上4点の点を知りたく本院を訪れました。

①狂犬病予防注射
 年1回は必ず投与してください。本院は川崎市獣医師会の会員病院なので、鑑札・注射証明書をすぐにお渡しできます。
 以外と他院で狂犬病注射をうけても、保健所に登録に行かない方がいます。注意して下さい。

②フィラリアの予防、ノミ予防
 フィラリアの予防は川崎市の多摩区・宮前区では、特殊な場所でない限り、5月ー11月、月1回の予防薬で十分です。
 今回はオーナーがノミの予防も希望されたので、3年前に発売されましたレボリュ-ションを処方しました。
 レボリュ-ションは背中にたらすだけで、フィラリアの予防、ノミ・ミミダニの駆除が可能です。ダニには効能はとれませんでしたが、全く効果ない訳ではありません。薬価もやすく、本院では一番人気があります。
ノミ・ミミダニは人蓄共通の伝染病なので、フィラリアの予防とかねておこなうことがベストです。
 尚レボリュ-ションの処方には血液によるフィラリア検査が必要です。

 

③歯、耳、肛門腺の手入れについて

 
  
 来院した4ヶ月の犬          

 プードル系犬は欠歯・乳歯の遺残が多い犬です。今日現在は順調のようです。6ヶ月で歯はすべて入れ替わるので、2ヶ月後の来院を勧めました。
 写真上は犬の門歯です。狂犬病に訪れた10才のヨーキーで、しっかり歯の手入れをしないと大変なことになります。
 

 歯石はバイ菌です。糞と同じバイ菌を含んでいるとされています。人・犬ではこの歯石から心臓病などが発生したことがおこっています。また犬に舐められた場合、公衆衛生上、オーナーも大変です。
 日頃の歯磨きや、必要に応じて歯石をとることをお勧めします。 耳は綿棒は不用に使用しないことをお話しました。
 肛門腺は肛門を時計に例えると4時・8時のところにあります。スカンクの名残です。触れると犬は痛がります。

④食糞
 食糞の原因はよくわかっていません。未知のミネラルが不足するので、おきるのではと推察されています。
本日はアルギチャンプを処方しました。アルギチャンプはノルウェー産海藻サプリメントです。海藻に砂漠の植物ユッカを配合した顆粒状の製品です。人でもアルギットという名前で販売されています。
 食糞をする犬にはお薦めです。海草が主成分なので、安心して使用できます。便の臭いがかわるらしく、食糞には経験的によく効きます。


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作者: オダガワ動物病院