■犬の想像妊娠
犬の場合は正式には<font color=#FF0000>「想像妊娠」と呼ばずに「偽妊娠」と呼びます。</font>
偽妊娠は交配をした雌犬でも、していない雌犬にも起こる可能性があります。
個体差はありますが、<font color=#FF0000>1-2ヶ月で無発情期に入り</font>、自然に治ってしまいます。
発情のたびに偽妊娠を繰り返す症例は、子宮内膜が長い間充血した状態になるため<font color=#FF0000>、「子宮宮蓄膿症」や「乳腺腫瘍」などの疾患</font>にかかりやすくなります。
<font color=#FF0000>最善の処置は、子宮・卵巣全摘出(避妊手術)です。</font>
高齢の全身麻酔は持病のある場合は、よく掛かり付けの獣医師をご相談ください。
そのほか本院では乳汁ホルモンのプロラクチンをおさえる<font color=#FF0000>抗プロラクチン療法</font>もおこなっています。
しかし効果は個体差が激しい点、また再び発情がおきれば、再度偽妊娠になる可能性もあるため、良い治療とは考えていません。 抗プロラクチン療法を希望の方はペットをつれてご来院頂くようお願いします。(予約をお願いします。)
犬の想像妊娠
2014.10.12更新
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