小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2014.10.24更新

オダガワ

rabbitウサギのズツキダニ

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■うさぎの皮膚に「白から茶のこしょう」のようにみえ、希に動くという主訴です。
 またクシを入れると同様のものが採取可能とのことです。

ズヅキ

■検査
 セロテープで皮膚、クシから虫体を採取して顕微鏡でみました。


 すると
 ズツキダニが発見されました。形態より雌です。
 
 このズツキダニはうさぎの体幹部に寄生し皮膚から組織液を吸って生活しています。

 うさぎに症状はありません。(希に痒みを訴える個体もいます)

 また人への感染もないとされています。

 

■治療 

うさぎに安全に使用できるノミ・ダニ剤のレボリューションを背中に塗布しました。
 
 このズツキダニは2-3日で駆虫されます。(写真)

 念の為うさぎが使用していた機材の熱湯消毒と、レボリューションをあと2ヶ月続けて頂くことをお話しました。

セラ

■レボリューション

■成分名 セラメクチン 犬猫用 ファイザー

■効能 
 要指示薬。フィラリアの予防(犬猫)、成ノミ駆除、卵の孵化にも抑制(犬猫)、耳ダニ駆除(犬猫)、駆虫剤、回虫(猫)と幅広く使用できます。

■この薬剤はエキゾチックは効能外使用になりますが、比較的安全に使用できる薬剤です。



作者: オダガワ動物病院

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