小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2011.04.12更新

 14才の雄のセキセイインコのおしりにできものができて来院しました。鳥がおしりに触れると、嘴に血がつくので診てほしいとこことでした。
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┃   ┃セキセイインコの尾脂腺のできもの 
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 触診で診ると、尾脂腺が腫大しています。尾脂腺の腫大には腫瘍・膿瘍があり、区別のため細胞診を行いましたが、細胞成分は採れませんでした。
 尾脂腺は油の成分で構成させており、セキセイインコは嘴でつついて、羽毛に油をつけ、水から守る作用があります。
 治療は手術が最適ですが、年齢が14才なので薦められません。根治治療ではありませんが、1週間は抗生物質で、二次感染をとめることにしました。
 昨年、オダガワ動物病院で手術を行った2例は病理診断は尾脂腺膿瘍でした。

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作者: オダガワ動物病院

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