犬の去勢(川崎市多摩区、オダガワ動物病院)
2018.06.19更新
■犬の去勢手術(雄)
切除した精巣
犬の精巣を切除することを、去勢手術と言います。
時期は精巣下降が始まる6ケ月から可能です。犬が陰睾(所謂、かたきん)の場合もありますので、1回診療をしてから手術することを薦めています。
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■陰睾とは
6ケ月を経過して、精巣が所定の位置におりてない状態をさします。
腹腔に精巣があると将来的にセルトリー細胞腫(簡単にいえば精巣の癌)になりやすくなります。
統計上、陰睾の犬17匹に1頭はなると言はれています。
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■去勢の利点・注意点
加齢で前立腺が肥大して、頻尿をおこす場合があります。去勢手術により未然に予防できます。
また行うことで、性格は温厚になる場合もあります。
■去勢の欠点
肥満になりやすくなります。肥満になると腫瘍、糖尿病など付随疾患を併発して平均寿命が短くなる傾向があります。術後は体重・食事管理はきおつけつ必要があります。
【避妊手術・去勢手術】
■犬の避妊手術(雌)
■犬の去勢手術(雄)
【猫・避妊手術・去勢手術の助成金】
■川崎市獣医師会
■川崎市健康安全部生活衛生課
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