セキセイインコの痛風、高齢症例(川崎市多摩区・オダガワ動物病院)
2016.06.12更新
■セキセイインコの痛風、高齢症例
他院で痛風と診断されましたが、薬があっていないとオーナーが想い、セカンドオピニオンを求めて来院した10歳のセキセイインコです。
1年位前からの発症で、このところ跛行が激しくなるばかりでした。なお他院での使用薬剤は非ステロイド剤を使用していました。
矢印の痛風結節の部位の細胞診をしました。
すると矢印のような針状接節が診られ、痛風と確定診断がつきました。
そこで治療ですが、非ステロイドはやめてもらい、ヒトの痛風薬を2種類を毎日と、痛み止めを痛い時に限り、頓服で使用するように指示しました。ヒトの痛風同様、セキセイインコでも痛みにはむらがあるよう感じます。
その後、1ケ月後に再来院ありました。前回来院後、2週間は跛行は変わりませんでしたが、その後改善が診られ、現在だいぶ質の高い生活ができているとのことです。薬剤は一生必要なので、月1回とりにきてもらっています。
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【break time】
五丈岩(奥秩父、金峰山、10月)
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