全身の発赤を伴った、フェレットの耳ダニ症(川崎市多摩区・オダガワ動物病院)
2017.12.01更新
■全身の発赤を伴った、フェレットの耳ダニ症
ジステンパーのワクチンの接種に来た6ケ月の雌の症例です。
やたらよく掻くとの稟告がありました。
ノミもいないし、皮膚病変もなく、原因に困っていました。皮膚は全体的の赤くなっていました。
他のフェレットに比べて耳垢が多く、耳垢の検査をしたところ、耳ダニが発見された症例です。
(写真1)
(写真2)
(写真1、2)フェレットの耳の様子
(写真3) 耳垢を検査したとこる発見された耳ダニ
治療にはレボリューション®を使用しました。
点耳する必要がなく、背中に塗布するのみで、耳ダニに効能を示します。フェレットは動きが俊敏なのでこの薬剤は助かります。
耳ダニの卵には効果ないので、1回にみでは再発することが多いです。この症例は3ケ月分レボリューション®を処方しました。
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